環七馬込銀座三叉路

 今回は車目線でなんとかして欲しいワンポイントの提案です。環七の馬込銀座をジャーマン通りの左側の車線から環七の高円寺方面(道なりに緩やかに右折)に進むと、曲ってすぐに右側の車線からこちらの車線を跨いで脇の細い道に左折しようとする車が結構います。実際、最初に撮影した動画でもやはり右車線から白い車が左折してきました。

 この脇の細い道は馬込銀座交差点内なのか、交差点のほんの少し先なのかは判りません。交差点手前の道路標識は三叉路の様に描かれているので、この脇の細い道は交差点外なのかもしれません。だとすると、右側の車線から左折しようとする車両が悪いということになりますが、おそらくこの車はジャーマン通りの左車線から右折する車の方を邪魔だと思っているのでしょう。

 ですがジャーマン通りの左車線は停止線のすぐ先で二股に分かれていて、左側は平和島方面、右側は高円寺方面へ向いています。つまり高円寺方面に向かう車線が2車線ちゃんと存在するのです。なので、この脇の細い道が交差点の中か外かという問題はどうでもよくて、とにかく左右2つの車線に進路表示の矢印を書いて欲しいのです。

 この進路表示さえあれば、それぞれの車両の進路が交差することは無くなります。いとも簡単に一件落着です。

 これでこの交差点の件は終わりにしてもいいのですが、もうワンポイント見つけてしまいました。このジャーマン通りの左車線から平和島方面への左折路が、実は車両専用なのです。この交差点では歩行者は歩道橋を渡る造りになっていて横断歩道がありません。で、あるならばジャーマン通りから平和島方面への左折は『左折可』で良いでしょう。停止線も最初に述べた二股の先で良いことになります。そうすれば、停止線直前の進路表示の矢印はもっとシンプルになります。こんな感じです。

 これでまた一件落着でも構わないのですが、さらにもうワンポイント見つけてしまいました。環七内回りからジャーマン通りへの左折も交差点のだいぶ手前から二股になっていてしかも横断歩道がないので『左折可』にできます。直進の停止線もだいぶ前に移動することができます。

 ただ、現在の停止線のすぐ先左側に小さな脇道があって、今の造りだと環七が赤信号のタイミングで、この道から環七の直進車線に左折で入っていくことができます。『左折可』にして停止線の移動をすると、この脇道から平和島方面に行くことはできなくなります。だだ一本手前(セブンイレブンの手前)の脇道から環七に左折で入れば平和島方面へ向かえます。

 どちらかと言うと私の目指したい方向は、歩行者や自転車をより安全にすることなのですが、車やオートバイが滞りなく走れることも必要だと思っています。この交差点はちょっと細かい道も有りはしますが、基本は三叉路で、しかも歩行者は歩道橋を利用するようになっています。ならば少しでも車やオートバイが渋滞しないように、他の車両の進路を妨げない部分は『左折可』で良いと思います。