武蔵野市の宮本小路と東十一小路
この通りには感動しました。電柱がある部分の路側帯(白線)を、こまめに車道側に寄せて、歩道の幅を確保しています。作った人の歩行者に対する思いがとても感じられますが、もしかしたら電力会社への無言のアピールかもしれません。いずれにしても歩道が人が歩くためのものという当たり前のことを具現化しています。
自転車通行帯があれば完璧なのですが、その為の道幅がそもそもありません。無理に作ってもおかしなものになるよりも、作らなくて正解だと思います。
ただ、女子大通りとの交差点の電柱に『重大事故多発地点』という看板があるのが気になります。しかもそこは派出所の目の前です。もし、文字通り過去に重大な交通事故が何度も発生して、その後やっと今のような歩道が整備されたのであれば、ちょっと残念です。できれば大きな事故が起きる前に対策が施されて欲しいものです。
宮本小路は南向きの一方通行で、その一本西側にある東十一小路が北向きの一方通行です。東十一小路の五日市街道から女子大通りまでは道幅がさらに狭く、3m程度です。ここまで狭いと路側帯があっても意味をなさないので引かれていません。これも正しい判断だと思います。
動画は前半が宮本小路、後半が東十一小路です。