環七内回り東馬込近辺に並行する通り(北東側一本め)
この通りには色々と発見がありました。この通りは環七内回りから1本入った300m程の長さの通りで、トヨタのディーラーやライフの裏側になります。まず、環七からこの道に向かう道が6本あるのですが、そのうち2本はこの通りの手前で階段になってしまいます。あと動画の撮影方向で最後の部分は新幹線と横須賀線にぶつかって行き止まりとなり、左折して環七に戻ることしかできません。
でもって問題の道幅ですが、だいたい4mぐらいで、場所によっては3.5mぐらいになってしまいます。ライフとちょっと立派なマンションの裏にあたる部分だけは人が1人歩けるぐらいの歩道がありますが、そこだけで終わってしまいます。
とにかく、この通りが対面通行なのは信じ難いです。おそらくこの通りで3ナンバーの車同士がすれ違うことはできないと思います。運転手同士が嫌な思いをしない為にも一方通行にしてあげないといけません。もちろんこの道幅で対面通行なので路側帯や外側線は有りません。ですが、通りの左側端っこになぜかガードレールが存在します。他の通りにも歩道の外側に同じようなガードレールがありました。やっとその理由が分かりました。このガードレールはこの狭い道幅をすれ違う車が道路から落ちないために設置されたのでしょう。
しかもほとんどの箇所でガードレールの外側にフェンスや塀、建物の外壁が存在するので、おそらくこのガードレールは建物が立つよりも前に設置されたのだと思います。他の場所では歩道が存在していたので、そんな理由があったということに気付けなかったのですが、やっと理解できました。
それにしても、その当時の道路の設計者はなんて車に対しては優しいのかと、つくづく感心してしまいます。道路をはみ出すギリギリまで車が寄って走ることは想定しているのに、歩行者の存在や歩道の必要性は全く考えていなかったことになります。時代のせいですかね?
この道も一方通行にして、せめて左側だけでも路側帯は引いて、ガードレールは撤去しましょう。環七からみて一本めの道なので北西方向(動画の撮影方向)への一方通行が適切だと思います。
この通りを見て、他の道で見かけた歩道外側のガードレールが設置された理由がわかりましたが、路側帯を引いて歩道のスペースを確保した後もガードレールを撤去せずに放置しているのは無意味ですし、歩行者にとっては障害物以外の何物でもありません。
あともう一つ発見がありました。発見というよりは、『難しい場所ってこういうところなんだなあ〜、』という感想のようなものです。まずこの通りと直行する通りを一本おきに逆方向への一方通行にできるかどうか地図を眺めたのですが、かなり難しそうです。2本の道の途中に階段が存在すること、新幹線と横須賀線で行き止まりになっている道(袋小路)が多いいことがまずはネックとなります。さらに環七から見てもう一本奥の通りと、さらにもう一本奥の通りが迷路のようなつながり方をしていて、しかもやたら袋小路が存在するので、超難解なパズルを解くスーパー頭脳がないと正解が見つかりません。
とりあえずこの一本めだけは一方通行しにても成立するので、その先の課題はちょっと後回しにします。