久ヶ原3丁目から環八藤森稲荷前にかけて

 この道も狭いです。なぜ対面通行なのか理解不能です。実はこの通りは環状8号線の開通が遅れていた時期に抜け道として使われてました。自動車がすれ違うのがやっとの道幅なのですがかなりの量の車が通行していました。ですが、環八の光明寺付近が開通してからは通行量はだいぶ減りました。

 この通りも一方通行にすべきだと思います。特にひどいのは環八に出る手前のカーブ付近です。こういう危ない場所では、擦り傷だらけでしかも通常のガードレールとは違う風変わりのポールや、角が削れてすり減ったブロック等をよく見かけます。

 誰かが危ないことを訴えて、誰かがポールやブロックを設置したと思われますが、そもそも道幅が足りていないのに機能を詰め込むことが間違っています。

 狭い土地に家を建てるときに『減築』という考え方をします。限られたスペースに世間並み間取りの家は建てると、全ての空間が窮屈で居心地の悪い家になってしまいます。機能を削る『減築』をすることで心地良い生活空間を得ることができます。道路の場合でも快適に車両が通行できることと歩行者の安全を守ることを最優先に考えなければいけません。

 白いポールの先の電柱の立ち方もすごいですね。道路の端に立っているのに白線(路側帯)にもかかっています。

 歩道が完全に塞がれています。よほど運動能力の高いアスリート以外はこの道は歩行者としては通行できません。お年寄り、子供、ベビーカー、電動車椅子等が通行できない危険な通りです。

 さらに、この通りの途中には池上線の踏切がありますが、歩行者と対向する自動車が同時に渡れる幅では有りません。すぐにでも対面通行はやめるべきでしょう。