TAのUSB接続がうまくいかない。

ISDNのTAとパソコンとの間を繋ぐケーブルは以前はRS232Cケーブルというシリアルケーブルだったのですが、最近のTAにはUSBポートも付いているモデルがあります。このようなTAには古いタイプのシリアルポートを使うか、USBポートを使うかを切り替えるスイッチが付いています。

ところがこのスイッチに思いもかけない落とし穴がありました。その方の使っているiMacには古いシリアルポートが無いので、USBで接続することにしました。例のスイッチを切り替えて、説明書の指事にしたかってTAの電源を一度切って再度スイッチを入れました。ところが何度繋ぎなおしてもiMacからTAが認識できません。Appleのサポート電話しても原因は判らず、TAのメーカーに電話しても原因は突きとめられませんでした。

原因はバックアップ用の電池にありました。TAには停電の際にも普通の通話ができるようにバックアップ用の電池が入れられるようになっています。この方は説明書をちゃんと読んで新品の電池をここに入れました。実は説明書には書いてありませんが、例の切りかえスイッチを変えた後にはこの電池も一度抜かないといけないのです。そうしないと電源を切ったことにならないのです。さすがにこの方はそこまでは気付かず、2、3日間格闘の日々だったそうです。やれやれ

2002年12月5日更新