ノートンユーティリティーでエラーが増えた。

マックユーザーには今も昔も大きな信頼を得ているノートンユーティリティーですが、非常に役に立つ反面、意外な弱点も有ります。

その1つはOSをアップデートするとディスクに障害を残すエラーが発生する場合があるということです。ディスクの障害を修復するための強力なツールが、OSの仕様変更が原因で逆にディスクに障害を与えてしまうことがあるのです。

こういったケースが起きないようにするための完璧な対策は『OSのアップデートをかけない』ことです。ノートンユーティリティーが新バージョンのOSに対応するまでは絶対にアップデートをかけてはいけません。OS9からはインターネット経由でシステムやその他のソフトをアップデートする『ソフトウェアアップデート』が搭載されていますが、ノートンを使っている人は『自動アップデート』はOFFにしておくべきでしょう。

要するに新しもの好きの人にはノートンユーティリティーは向かないとうことです。

そんな方々は、ノートンユーティリティーのようなソフトウェアのツールでファイルを守るよりも、外部ディスクやサーバーなどに定期的にバックアップをとるとか、RAIDディスクを使用するなどのハードウェア的な手法に頼った方が良いでしょう。

2002年12月5日更新