モニターがチカチカする。

パソコンのモニターができの悪い蛍光灯のようにチラついた感じがすることがあります。うちのモニターはよそ様よりもなぜか目が疲れるといった話はよくあります。

これは故障では無いのですが、逆にちょっといやらしい問題です。

こんな状況の時はリフレッシュレートの変更という作業をします。
コントロールパネルの画面から、『設定』のタブをクリックします。この画面の中に『詳細』というボタンが有る場合はこのボタンをクリックします。ここから先はマシンによって異なるのですが、何とかしてリフレッシュレートという言葉を見つけて下さい。

リフレッシュレートを変更できそうで有れば70Hz以上に設定してみて下さい。60Hz以下だとけっこうチラついた感じになります。数字を高くするほど、画面はペッタリとした(落ち着いた)感じになります。

だだしいくらでも数字を高くできるかというとそうでは有りません。パソコン側にもモニター側にもそれぞれ限界があります。この限界が高いものほど高性能なパソコン、高性能なモニターということになります。普通は設定画面にはパソコン側として設定できる全ての値が表示されます。その中の低い数値から選んでいって、モニターがちゃんと画面を映し出す最大の数値まだ上げていきます。

ところがこの設定画面に『最適値』とか『規定値』しか表示されていない場合が有ります。OSがパソコン側とモニター側の設定できる範囲を認識して、それ以外は選べないようになっていて、しかも選択の範囲が全くない場合にこういった表示になります。

ここで注意しなければならないのが、本当はパソコン側もモニター側もまだ余力があるのに、OSが勘違いして性能を出し切っていない場合が多々あるということです。特にOSがモニターの性能を勘違いしている場合が良く有ります。

この先はけっこう難易度が高いのですが、OSにモニターの性能を正しく認識させ直すことでリフレッシュレートを高くすることができます。『うちのは安売りで買ったやつだから』とあきらめずに一度試してみる価値はあります。

2002年12月19日更新